超低温硬化タイプ - 味の素ファインテクノ株式会社

プレーンセット_TM 超低温硬化タイプとは

一液性エポキシ樹脂としては他に類のない60℃30分という低温短時間での硬化が可能です。
プラスチック、レンズなどの光学部品、熱に敏感な部品の接着にも使用できます。
低硬化収縮率かつ低膨張係数なので硬化後の歪が少なく、精密部品の接着に非常に有効です。
粘性にバリエーションがあり、様々な塗布に対応させて選択することができます。
中～高温加熱により速硬化することができ、インライン硬化が可能です。

こんなことでお困りではありませんか？

加熱によってダメージを受ける材料が
含まれているので高い温度は
かけられない。

case

01

二液の接着剤から一液に替えたい

case

02

湿気硬化、UV硬化などでは
特性に満足できない

case

03

それを解決するための製品はプレーンセット_TM 超低温硬化タイプ

60℃30分という他に類のない
超低温硬化性を持っています。

特長

その1

低い温度で硬化可能な為、
冷却時の応力が低くなり、変形、
反りの抑制に効果があります。

特長

その2

熱に弱い、ダメージを受ける材料を含む
電子部品、精密部品の組み立て、
接合に適用可能です。

特長

その3

用途

・モバイル機器向けカメラモジュールの組み立て
・光学レンズ周辺の接着
・エンジニアリングプラスチックとの接着
・加熱に弱い部品や精密部品の組み立て、接着

低温硬化タイプ適用例

【カメラモジュールの接着】

項目			AE-901B	AE-901T-DA	条件
性状特性	色調・外観		黒色粘稠液体	黒色粘稠液体	目視
	粘度		60Pa･s	17Pa･s	E型粘度計 25℃,20rpm
	チキソ比		1.1	2.0	E型粘度計 25℃,2rpm/20rpm
	ゲルタイム		120秒/80℃	100秒/80℃	ホットプレート
標準硬化条件			60℃×30分	60℃×30分	熱風循環式オーブン
硬化物特性	引張りせん断接着強さ		16N/㎟	17N/㎟	軟鋼板
	引張りせん断接着強さ		2.7N/㎟	3.4N/㎟	ポリカーボネート
	ガラス転移点		55℃	44℃	TMA測定
	熱膨張係数	α1	50ppm	60ppm
	熱膨張係数	α2	80ppm	150ppm