PLENSETTM
プレーンセットTM
可とう性タイプ
プレーンセットTM 可とう性タイプとは
一般的にはエポキシ樹脂には硬もろい性質がありますが、弊社独自の配合技術により、柔軟性のある組成を作り上げました。それにより耐衝撃性向上や応力緩和、強度の高いフレキシブルな接合が得られます。
こんなことでお困りではありませんか?
接着面積が小さく、落下衝撃試験等で
接着部が剥離、破断してしまう
接着部が剥離、破断してしまう
case
01
モーター等の振動や音が大きく、
抑制したい
抑制したい
case
02
エンジニアリングプラスチック、金属等、
異なる材料同士が、うまく接着できない。
異なる材料同士が、うまく接着できない。
case
03
それを解決するための製品はこちらプレーンセットTM 可とう性タイプ
一液性エポキシ樹脂としては
他に類のない80℃という低温での硬化
が可能です。
他に類のない80℃という低温での硬化
が可能です。
特長
その1
硬化後にゴム状弾性体となる為、
応力緩和、衝撃・振動吸収に有効な
柔軟性を付与します。
応力緩和、衝撃・振動吸収に有効な
柔軟性を付与します。
特長
その2
低弾性体の為、高い剥離強度を有し、
線膨張係数の差が大きい
異種材料との接着に有効です。
線膨張係数の差が大きい
異種材料との接着に有効です。
特長
その3
用途
・衝撃や振動などが加わる部品への接着
・異種材料、難接着素材との接着(LCP、PA9T等のエンジニアリングプラスチックス、金、ニッケル等の金属類)
・フレキシブル基板、ディスプレイなど柔軟性が要求される部品への接着、接合
・薄膜部品を反り、変形無く接着、封止

様々なシーンでご活用いただけます
応力緩和による耐落下衝撃性
一液性エポキシ樹脂としては他に類のない
80℃という低温での硬化が可能です。

振動抑制、制振性
硬化後にゴム状弾性体となる為、応力緩和、
衝撃・振動吸収に有効な柔軟性を付与します。

曲げ耐性、低反り性
低弾性体の為、高い剥離強度を有し、線膨張係数の差が大きい異種材料との接着に有効です。

硬化物の柔軟性
引張り強度(JIS K-7161準拠)
可とう性タイプはゴムのような柔軟性を発現します。

従来の熱硬化エポキシ硬化物と
低弾性エポキシ樹脂硬化物のS-Sカーブ
低弾性エポキシ樹脂硬化物のS-Sカーブ

従来のエポキシ硬化物より柔軟性がある
ウエハへのモールド反り性
ウエハ:12インチ、0.8mm厚 モールド:0.4mm厚
可とう性タイプはウエハへの片面モールドでも反りを発生しません。



特性表
項目 | AE-400 | AE-403H | AE-421H | AE-421D | AE-421T | 条件 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
性 状 特 性 |
外観 | 黒色粘稠液体 | 黒色粘稠液体 | 黒色粘稠液体 | 黒色粘稠液体 | 淡黄色粘稠液体 | 目視 |
粘度 | 10Pa・s | 7Pa・s | 16Pa・s | 10Pa・s | 21Pa・s | E型粘度計 25℃,20rpm |
|
チキソ比 | 1.3 | 1.1 | 2.9 | 1.7 | 3.1 | E型粘度計 25℃, 2rpm/20rpm |
|
標準硬化条件 | 80℃×30分 | オーブン硬化 | |||||
硬 化 物 特 性 |
引張せん断接着強さ | 14N/㎟ | 16N/㎟ | 12N/㎟ | 17N/㎟ | 29N/㎟ | 軟鋼板(研磨) |
9.1N/㎟ | 11.4N/㎟ | 13.0N/㎟ | 12.6N/㎟ | 21.6N/㎟ | ニッケルメッキ | ||
2.6N/㎟ | 4.8N/㎟ | 5.7N/㎟ | 4.8N/㎟ | 7.8N/㎟ | LCP | ||
ヤング率 | 8MPa | 40MPa | 150MPa | 120MPa | 52MPa | JIS K-7161 | |
硬度 | 86 | 70 | 70 | 70 | 61 | ショアD |
本資料中のデータは代表値であり、規格値ではありません。本資料の内容は予告なく変更することがあります。
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