技術系新卒ENTRY
INTERVIEW_08

高品質な製品を
安定的に社会に届ける
「最後の砦」として
品質を守る責任

品質保証部 品質保証グループ
2022年入社
先進理工学研究科 応用化学専攻
インタビュー写真の画像

career step

1年目

キャリア採用で入社。品質保証部品質保証グループに配属され現在に至る。

Question_01

現在、どのような業務に携わっているのですか?

私が所属する品質保証グループの主な役割は「製品の品質保証」と「品質マネジメントシステムの継続的改善」です。その中でも私は、味の素ビルドアップフィルム®(ABF)をはじめとする電子材料の品質保証と、品質マネジメントシステムの事務局を担当しています。
当社製品の多くは供給するお客様ごとに厳密な品質規格が設けられています。生産した製品に対して品質規格への適合可否を判断するのが品質保証の業務です。この品質規格の設定にあたっては、蓄積した製品特性データをもとに統計的観点からその妥当性の検証も行います。また製造上のトラブルや不具合が発生した時の原因究明も品質保証の重要な業務になります。原料や製品の特性、製造プロセスのパラメーターなど関連する部署と連携して原因究明を行い、改善につなげていきます。
もう一つの担当である品質マネジメント事務局としては、国際規格であるISO9001に準拠した社内の仕組みづくりに取り組んでいます。社内標準となる仕組みを構築し、継続的に改善することで高品質かつ安定的な製品供給を実現しています。
品質保証グループの業務は責任も重いですがその分だけ達成感も大きく、自分たちが携わった製品が社会に出て世界中で多くの人々の生活を支えていることを思うと、非常にやりがいを感じます。

インタビューの質問1の画像

Question_02

味の素ファインテクノに入社した理由や
魅力を教えてください。

前職では、化学メーカーでプラントのプロセス設計に携わっていました。転職を考えるようになったきっかけは、将来のライフプランに合わせて柔軟な働き方をしたいと思うようになったことです。転職活動を進める中で、当社が変化の激しい半導体分野においてデファクトスタンダードとなる製品を有していることに感銘し、技術力の強化にたえず本気で取り組んでいる姿勢に共感しました。また主な拠点が首都圏にあることや少数精鋭である組織も魅力的でした。品質保証という自分にとって初めての分野にチャレンジするにあたって、少数精鋭だからこそ自律的に成長できる環境があると考えました。実際に入社してみると社員間の距離が近く、部署間のコミュニケーションも円滑で意思決定のスピードも速い、といったコンパクトな会社であるからこその当社の強みを感じました。品質保証部はキャリア入社のメンバーが大半を占めており、各人のバックボーンや個性を尊重し合いながら伸び伸びと仕事に取り組んでいます。

インタビューの質問2の画像
インタビューの質問2の画像

Question_03

日々の仕事で大切にしていること、
将来の目標を教えてください。

品質保証は製品をお客様に供給する前の「最後の砦」として非常に重要な役割を担います。そのため全ての判断において常にお客様の視点を大切にするように心がけています。また、的確な対応を行うためには、数値データや社内基準をベースにした「根拠ある判断」を意識することも重要です。どんな時でも自分の判断に責任を持ち、お客様からはもちろん、社内の関連部署からも信頼される品質保証担当を目指しています。品質保証に携わって3年が経ち自分なりに得手・不得手が見えてきました。今後はそれらを自覚したうえでより体系的に学び、さらに専門性を深めていきたいと思っています。また、チャンスがあれば、技術開発やサプライチェーン管理、原料購買など他部門の業務にもチャレンジしてみたいと思っています。製品が生み出されてからお客様に届くまでの流れを深く理解することで品質保証の枠を超えた俯瞰的な視点や調整力を身につけ、将来的には当社の事業全体に貢献できる人財へと成長したいと考えています。

インタビューの質問3の画像

※部署名は撮影当時のものです

次に見るべきコンテンツ

  • INTERVIEW_09

    インタビュー09への画像